越後湯沢の文学・歴史・神社仏閣
小説『雪国』と越後湯沢温泉
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。
この一文から始まる川端康成の小説『雪国』はここ越後湯沢を舞台に描かれました。
物語は何度か映画、舞台で演じられました。
ストーリーは東京に住む妻帯者である『島村』と越後湯沢温泉の芸者『駒子』の悲恋の物語です。
湯沢に実在した松栄さんという女性がヒロイン駒子のモデルだったといわれており、主人公である島村は川端康成が自身を投影している作品だといわれています。
越後湯沢や魚沼の自然描写も素晴らしく、何気なく越後湯沢の町を散策していても、いたるところで小説の世界を感じることができるのです。
現在、湯沢では『雪国文学散歩道』として雪国文学に触れることのできる散策コースを整備しています。
気軽に『雪国』にタイムトリップできる小旅行へご案内いたします。
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湯沢町の神社・仏閣
小説にも登場し、川端康成が松栄と逢瀬を重ねた場所とも原稿の構想を練った場所ともいわれる越後湯沢温泉街の『諏訪社』
諏訪社は、川端康成が投宿していた『高半』からすぐのところにあり、小説内で駒子が涼をとっていた大杉が今も残る神社です。
その他には
小説に『布場スキイ場』として登場する湯沢高原布場ゲレンデ内にある『スキー神社』。
みつまた地区の住民に愛され、毎年7月に祭りが行なわれている伊米神社など、湯沢には規模は小さいですが沢山の神社があります。
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風土・方言
小説雪国では、魚沼地方の歴史・風土が綴られた『北越雪譜』を引用される箇所がありましたが、その土地を知るのに歴史・風土は欠かせません。
有形・無形を含めて、湯沢の歴史を感じるものをお伝えしたいと思います。
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文人墨客
川端康成の他にも、森鴎外、与謝野晶子等、越後湯沢を訪れた文人墨客の紹介
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